瀬戸焼のうつわができるまで|六つの手仕事

石膏型が並ぶ鋳込み場。上部に泥漿の注入配管が走る

土に始まり、金に終わる。

Story ── 記念ボトル

ひとつのうつわに、
六つの手仕事。

複雑なかたちを白磁で起こし、施釉と焼成で仕上げる——このものづくりは、瀬戸で74年、土と向き合ってきた河鈴の技術が凝縮された一品です。その工程をご紹介します。

Process

製造工程 ── 土がうつわになるまで

製土 ── 土をつくる

グループ会社の河鈴窯業が、原料を配合して製品に合った土をつくります。原料の段階から自社グループで品質を管理できることが、河鈴のものづくりの出発点です。

成形 ── 型に命を吹き込む

石膏型に泥漿(でいしょう)を流し込む「鋳込み成形」で、馬のたてがみや波のうねりのような複雑な立体を形にします。型の設計が製品の出来を左右する、緊張感のある工程です。

素焼き ── 一度目の火

成形した生地を乾燥させ、まず低めの温度で素焼きします。この段階で生地が引き締まり、施釉に耐える強さが生まれます。

施釉・本焼成 ── 白磁の肌が生まれる

釉薬をかけ、高温で焼き上げます。窯から出てきたとき、初めてあの滑らかな白磁の肌が現れます。

検品 ── 一点ずつ、人の目で

焼き上がった製品を、一点ずつ人の目と手で確かめます。同じ形、同じ色に揃えることが、量産における品質です。

出荷 ── 数量と納期をそろえる

検品を通った製品を、指定の数量と納期で出荷します。量産では、同じ品質のものを継続して供給できることが求められます。

※工程は製品の仕様により異なります。

Craftsmanship

成形の技術

シャトル窯の扉。床に窯車のレールが伸びる

立体をとらえる成形

毛並みや花の一輪まで、型で再現します。複雑な形状ほど歪みや割れが出やすく、土づくりからの一貫管理が生きる部分です。

工房の窓辺に積まれた乾燥用の棚板

同じ型から、同じ形を

石膏型を起こせば、同じ形を数千・数万と揃えられます。型の設計次第で、貴社だけのかたちに仕立てられます。

Data

製品概要

品目白磁のうつわ・記念ボトル・陶製人形 など
ご依頼主国内外のメーカー・ブランド(OEM)
主な技法鋳込み成形/施釉/焼成
生産体制自社工場での量産(製土はグループの河鈴窯業)

Contact

同じ品質で、貴社の一品を。

記念ボトル、周年記念品、オリジナルの器。「こんなものは作れるか」から、お気軽にご相談ください。